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不特定多数の前でする話。

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リアルなイベントが再開され始めてます。

今日は文化の日ですが、、福井駅前の「ハピテラス」でイベントがあり、知り合いがスピーカーとして登壇するというので行ってきました!

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二部制になっていて、第一部だけでも講演が6つあります。

入場無料で申込も無料。聴衆は不特定多数という訳です。

知り合いは4つ目に登場、持ち時間は30分です。

漫才と同じ、「つかみ」が難しい

一つ前のブログで書いた通り、私は9日前にFP向けの勉強会で講師をしてきました。

リモートで勉強会をした話。
参加者の半分以上がリモートでの参加先週末、以前このブログでお知らせしました、移住をテーマとしたFP向けの勉強会の講師をしてきました!内容は、、、ひと言で言うと「都会に比べて地方は収入(給与水準)は低いが、住関係と教育関係...

私のほうはというと、要事前申し込み・参加費2,500円、持ち時間はグループワーク・休憩も含め3時間でしたが、、、

「申込・参加費不要の30分の話」のほうがはるかに難しいなと思いました。

私のほうは、、、対象がFPで自分の話に関連する基礎的な知識を持っている人が対象で、お金を払って来るので目的意識を持っています。
表やグラフを多用した50ページ以上の資料を用意していたので、聞き手の反応を見ながらそれを読み上げていけばいい訳です。

しかし、今日の話は聞き手が不特定多数、関連知識も目的意識も無い人たちです。

そして自己紹介しながら自分の会社の案内も始めたので、「何か宣伝っぽいな~」と感じましたし、周りの人もそう思っていたのではないかと思います。(このあたりの空気というのは、今流行りのzoomとか使ったリモートでのセミナー・講演会では伝わらないと思います。)

この後聴衆の心をうまく「つかめ」なければ、漫才と同じで聞き手がゾロゾロ帰ってもおかしくないところですが、、殆どの人が帰らなかったし、その後空気が冷めることもなく最後まで話が続きました。

ポイントは3つあると思います。

ポイント① 明確な問題提起

30分という限られた時間内であるということもあってか、ダラダラ体験談を話すこともなくいきなり本題というか問題提起をしました。

「何故、やりたい仕事が見つからないのか?」

今仕事をしている人の殆どがハッと思わされるし、これから仕事を見つけようという人も次が聞きたくなるようなテーマだと思います。

そして残り時間20分少々をかけて答えを話していく・・・のではなく、いったん答えを出します。

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そりゃそうなんだけど・・・と思ったのは私だけではないでしょう。

ポイント② 結論を中心に話を組み立てる

「何故、やりたい仕事が見つからないのか?」

=どうすれば、やりたい仕事が見つかるのか?

の答えはコレです。

この結論を強く意識して話を組み立てたように思います。

色々な挿話を重ねて、最後に結論を持ってくる・・・というやり方は、時間が限られている時には適していないと思います。


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見方を変えて説明します。

同じようなことを何度も説明しているようにも見えますが、それでいいのです。

人に何かを説明するときに、同じことを繰り返すというのは非常に効果があります。

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最後に逆の見方から説明して終わり。

 

因みにですが、、、自分が大学を出て最初に選んだ仕事は

①仕事の内容ではなく会社で選んだ(そもそもどんな部署に配属されるかで全然仕事内容が違う)
②何が得意なのかよくわかってなかった
③「大切にしたいもの」は給与や勤務条件だった

当時に戻ったら21歳の自分を説教してますね(笑)
まあ当時は「選り好みをせずに与えられた仕事をこなせ」というう風潮でしたし。。

ポイント③ 情報量を絞る

参加者はほぼ通りすがりの人です。
それなのに、立て板に水を流すような話し方をしても右から左に言葉が抜けていくだけです。

今日の話は、、ゆっくりと、わかりやすい言葉で、間を取りながら話をしてました。

英語の勉強をしている時に聞いた話なのですが、「大統領候補のスピーチは、ゆっくりと、誰にでもわかる言葉で、十分に間を取りながら話す」という話を聞いたことがあります。
大統領選挙の有権者はいろいろなバックグラウンドの人がいますし、ちゃんと話を聞いて理解してくれないと自分に票を入れてくれないからです。
(ただし、今回と前回の大統領選は例外なような気がしますが・・・)

30分という限られた時間の中でゆっくりと話をするためには、話の内容(情報)を絞り込んで少なくなる必要がありますし、そうなると資料のほうも必然的にシンプルなものになります。

この日の資料も、大きなフォントで書かれた文が箇条書きで最大三行、それに写真が付いているというシンプルなものでした。

不特定多数の人に話を最後まで聞いてもらうというのは大変なことですね。
聞いてもらうシナリオを立てるだけでなく、聞き手の反応を見ながら言い回しやトーンを変えていくのも必要だと思います。

リアルな講演・授業はなくならない

コロナの影響で、セミナーはリモートが主流ですし、大学でも授業がリモートになっています。
これからはこの形式に移行するという見方もあります。

しかし、話し手と聞き手が同じ空間にいることで、直接話は交わさずとも聞き手は話し手のニュアンスを受け取りますし、聞き手が熱い視線を向けてくるのと居眠りしてるのとでは話し方も違ってきます。

また、リモートでセミナーを受けることでリアルなセミナーの受講を受けてみたいという人はむしろ増えるのではないでしょうか?

昭和の初め、初代桂春団治は絶大な人気を誇っていましたが、ラジオに出られると寄席に人が来なくなるということで、所属先の吉本興業はラジオへの出演を堅く禁じていました。

しかしある日、春団治は禁を破りラジオに強硬出演します。吉本興業は烈火のごとく怒りましたが、ラジオを聴いて春団治の話をもっと聞きたいという客が寄席に押し寄せたのです。
その後の事はご存じの通りです。吉本興業の芸人をテレビで見ない日はありませんが、メイン劇場であるなんばグランド花月は連日大入りです。

人前で話をするビジネスをしている人にとっては、大きなチャンスが来たと思います。

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