【地方移住ブログ その3】地方で実現する新しい生き方<副業①>

前回:【地方移住ブログ その2】地方で実現する新しい生き方<人脈づくり>

・「新しい生き方」は地方のほうが向いている

・地方で人脈を作るには

・人数が少ない=何度も顔を合わせる、有名人とも知り合いになる

・自分も民泊宿開業に際して知り合いから情報を得ました

 

60歳以降の収入が大事

【地方移住ブログその1 はじめに】で書きましたが、現状は会社勤めをしている人の場合、60歳になると再雇用となり、賃金が半分くらいで65歳まで再雇用となるケースが多いです。

人にもよりますが、以降は年金とそれまでの資産(貯蓄)で生活することになるので、人によっては途中で金融資産残高がゼロになる場合もあります。しかし、60歳以降も収入を維持して70歳まで働いた場合、収支は大幅に改善します。

 

60歳以降も従前通りの収入を維持するには?

勤め先の給与が半分になってしまうわけですから、それを補わなければなりません。

方法としましては、

①会社を辞めて自営業者として収入を得る/起業する

➁会社勤めをしながら副業して収入を補う

ということになると思います。➁については、就業時間は今まで通りになるでしょうから、副業で稼ごうと思ったら労力があまりかからないような仕掛けが必要になります。

また、フルタイムで働くという前提以外に、例えば出社日を半分にして、副業の比重を高めるという方法もあります。収入的にはそちらがメインになってくると思うのですが

私の知り合いのファイナンシャル・プランナーは、まだ50代前半ですが、婚活支援FPとして婚活支援ユーチューバーである奥様と一緒に活動されており、会社には週4日出社されているということです。いきなり今までの収入源を失うよりも、堅実なやり方ではないでしょうか。

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収入面以外でも、会社の人間関係を維持できるという点でもメリットは大きいと思います。会社側としても、社員の知見経験を活かせるので、WIN-WINだと思います。

副業はすぐには儲からない

ただし、副業を始めるといってもすぐに儲かるわけではありません。

私は保険代理店業、ファイナンシャル・プランナー、民泊宿主のほかに、アウトドア記事の執筆も行っています。ネット上で仕事を見つけてきたのですが、Web記事の執筆の仕事は、まったく経験・資格無しでも出来るような案件というのは1文字0.1円とか0.2円のものばかりです。400字買いて100円にもなりません。

これが実績とか資格などがあると単価が上がります。どのような仕事でもそうです。最初のうちはお金にはなりません。60歳以降の収入の維持を考えるのであれば、もっと早くから準備しておく必要があるのです。

また、会社勤めをしていた時には税金は源泉徴収で給与から天引きされていましたが、副業である程度のお金を稼いだり独立した場合には確定申告をしなければなりません。

会社勤めをしていた時には会社からの指示に従って仕事をしていたのでしょうが、自分で仕事を見つけてお金をもらわなければなりません。自分で自分のやることを決めるというのは楽しいですがカンタンなことではないのです。

会社を辞めて次の日から新しいことを始めてお金が入る、わけではないのです。

早い時期からの準備を

まさに定年後の生き方に関する本を多数出版されている大江英樹さんというエコノミストの方がいらっしゃるのですが、長年証券会社に勤めた後、60歳で独立されたそうです。

大江さんの著書「90歳までに使い切る お金の賢い減らし方」で、「自分は50歳手前で『サラリーマン脳』から脱却した」と書いておられます。

今は70歳とのことですが、著書を多数出版され、講演で全国を飛び回る日々を送っておられます。

少しずつでも副業を始めてみる、将来独立した時のために勉強したり人脈を広げたりするなど、早い時期から準備をすればすぐにはお金にならなくてもいつかは実を結びます。

さて、「副業」を行うには、地方に住んでいるとメリットがいくつかあります。それは次回にお話しします。

 

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投稿者プロフィール

福井のファイナンシャル・プランナー 小林 恵福井のファイナンシャル・プランナー
地方移住支援ファイナンシャル・プランナー、小林 恵(こばやし けい)です!
2012年に東京から福井にUターンしました!地方移住に伴うお金の不安、空き家活用など、お手伝いさせていただきます!
大野市で空き家を活用した民泊の宿「ねこばやし」を運営しています!