明けましておめでとうございます。
新年は箱根駅伝を見てました。
福井のファイナンシャル・プランナーの小林です。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
正月といえば箱根駅伝ですね。
箱根駅伝は出雲駅伝、熱田神宮と伊勢神宮を結ぶ全日本大学駅伝とともに「大学三大駅伝」の一つといわれています。注目度で言えば箱根駅伝が断然高いのですが・・・
昨年の秋に行われた出雲駅伝では新興勢力である東京国際大学が優勝、全日本大学駅伝では2019年に箱根駅伝を制した東海大学が優勝、両方で2位に入った青山学院大学、昨年の箱根覇者の駒澤大学も絡んで、混戦になるのではないかと言われていたのですが・・・
蓋を開けてみたら、青山学院大学が2位の順天堂大学に10分以上の大差をつけ、往路・復路ともに制する完全優勝。
どうしてここまで差がついたのでしょうか…中継を聞いていて思ったのは、青山学院大学は三大駅伝の中でも・・・いや、日本の大学スポーツの中でも最も注目される「箱根駅伝に勝つ」ことに目標を定めて一年のプランを立てているからではないかと思います。
大学三大駅伝は開催時期もコースの内容も違います。青山学院大学は箱根以外の駅伝大会では1位になったわけではないのですが、箱根駅伝で圧倒的な勝ち方をしたことを考えると、他2つの大会は箱根駅伝のためのステップとして考えていたのかもしれません。
また、普通ならチーム内にたくさんいるランナーの中で実力がありそうな選手をレギュラーにしたり、最後の大会になる4年生の選手を優先して選ぶのが普通だと思うのですが、青山学院大学の原監督は「能力、練習消化率、直前の状態、コースとの相性」を考慮して選手を選んでいるそうです。選考基準の明確化。
「強いチームを作る」「実力のあるランナーを大会に出す」のではなく、箱根で勝つにはどうすればいいのかを考え、そこから逆算して日々やることを決めていく・・こうしたことが圧勝につながったのではないでしょうか。
そういえば、私が住む福井県からも5人のランナーが箱根を走りました。私も30数年前に高校の陸上部にいましたが、当時は全国高校駅伝でもほぼ最下位でした。進歩したものです。当時のランナーたちが頑張っていなかった訳ではありません。ただ、選手育成の考え方が変わったのではないかと思います。福井国体の前は福井運動公園のサブグラウンドは大会の日以外はほぼ使われていませんでしたが、国体を機に整備され今はほぼ毎日使われています。努力というのは量だけでなく、方向性と質も大事なのです。
一年の最初にすること
さて、私は1/4が仕事始めだったのですが、2日かけて1年の目標を立てていました。
といっても夢や目標を書き出した・・・のではなく、昨年1年間の収入と支出を整理していました。いずれにせよ確定申告の時には必要になる作業ですし・・
私はクラウド型の会計ソフトを使っていて、銀行の口座から入出金があった場合や、クレジットカードでモノを買った時には自動的に会計の記録が残るようになっています。ただ、普段やっていることとしては、勘定科目や品目を入力・修正したり、残高の推移チェックするくらいです。お金の動きをしげしげと見る機会はそうそう無いものです。
で、昨年1年間の収入と支出を項目別に整理して月ごとに見える化したのですが、
コロナの影響もあり、かなり厳しい1年だったことを改めて思い知りました・・・・・今年も同じような1年を送ると大変なことになる。
数字を見つめながら、収入をどれくらい伸ばせばいいのか、支出をどれくらい抑えればいいのかをしげしげと考えました。そうこうしているうちに、昨年の反省や、これからやるべきことが自然と湧いてきます。
例えば収入面ですが・・・・昨年もいくつかセミナーの講師をしたり、原稿執筆をしたりしました。しかし今思えば、みんな色々なところから声をかけていただいた案件なのです。受け身の姿勢だったことは否めません。自分から売り込んでいけばもっと収入が増えるのではないか?という考えが自然と湧いてきました。
支出面においても、普段から余計なものにお金を使わないことを心掛けているのですが、それでも思い返すと、どうしても必要とはいえないのに服を買ったり(そしてあまり着ない)、スマホでマンガ購読とかサブスク型のサービスに課金してるのにそれほど使ってなかったり、お酒やツマミを思いつきで買ってるのに結構溜まってたり、気を付けているようでも案外そうでもないことが見えてきます。
将来に漠然と不安を感じているようでも、案外やるべきことをやっていない。出費を切り詰めて生活の質が落ちることを危惧していたけど、そもそも今まで支払ったお金に見合った満足を得ていない。そうしたっことが見えてきます。こうやって、今の自分の現状を「数字」に置き換えると、客観的に自分を分析できるものです。「不安」を「課題」に変えることが出来るのです。
今年やるべきこと
いろいろ反省することは多々ありましたが、昨年は私と同じような全国のファイナンシャル・プランナーと一緒になって色々なことをやるようになったので、非常に意義深い一年でした。
「FPトークライブセッション」と言いまして、家の購入とか老後生活とか結婚とか、各FPが受けた相談内容を、ライフプランソフトを使って解決策を話し合っていくというものです。
また、このライフプランソフトの使い方を動画を使って解説していくというようなこともやっています。
https://www.youtube.com/watch?v=slRskJNivK8
このライフプランソフト、「Financial Teacher System 8」というもので、FPでなくても誰でも無料で使えるのですが、現在利用者が3万人超、95%はFPでない一般の人なのです。
https://financial-teacher.net/
思うのですが・・・ライフプランに関心のある人は少なくないけれども、FPに家計相談をするというのはハードルが高いと感じている人が多いのではないかと思うのです。
今、ファイナンシャル・プランナーの市場は大きいとはいえないのですが・・先ずはライフプランソフトに触れてみることで、ライフプランというものの重要性を知っていただくことで、FPの活躍の場も増えるのではないかと思うのです。
今までは、自分というFPをアピールすることを考えていましたが・・・これからは、仲間たちと一緒にライフプランという考え方と、それを作るお手伝いをすることをすることで、自分のビジネスに繋げていきたいと思っています。
投稿者プロフィール
- 地方移住支援ファイナンシャル・プランナー、小林 恵(こばやし けい)です!
2012年に東京から福井にUターンしました!地方移住に伴うお金の不安、空き家活用など、お手伝いさせていただきます!
大野市で空き家を活用した民泊の宿「ねこばやし」を運営しています!
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