ドラレコを買い替えた話

6/30から煽り運転厳罰化

前回の投稿でタイヤのことについて書きましたが、今回も車の話題です。

6/30から煽り運転が厳罰化されました!

(警視庁のHPから抜粋)

「令和2年6月30日から、他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うことは、厳正な取締りの対象となり、最大で懲役3年の刑に処せられることとなりました。
 また、妨害運転により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑に処せられることとなりました。
 さらに、妨害運転をした者は運転免許を取り消されることとなりました。」

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/aori.html

それに伴い、ドライブレコーダー(以下ドラレコ)の販売が急増しているようです。

実は私も、たまたま3か月前にドラレコを買い替えているので、その使い勝手などについて書こうと思います。

ルームミラー型のドラレコを購入

以前から使っていたドラレコは、、、前方しか記録されないのと、画面が小さかったので、今回は前方後方も映るドラレコで、ルームミラー型のを買いました。

後方がこんな感じで映ります。

素のルームミラーだとこんな感じです。
※どうしても写している自分の姿が映ります(^_^;)

後ろがはっきり見えるし、明るさ調整が出来るので安心感があり、ゆとりをもって運転できます(^^)

因みに標準のルームミラーだとこんな感じです。
リアウィンドーから見える部分はごくごく一部ですね・・・

Amazonで買いました。1万円程度だったのですが、、これと同じような商品を出しているメーカーが大量にあって迷いました。。

どれも同じような内容(ソニー製のCMOSセンサーを使っているのが売り)で、値段もそんなに差がないので最後は適当に決めましたが、今のところ問題無く動作してます。

ただ、、配線がむき出しの個所がありますので、キレイに処理したい人は私のように通販で買うのではなくカーショップで買って取り付けもしてもらったほうがいいと思います。

ドラレコ普及の原因となる出来事は福井であった

さて、このドラレコが普及してから5年くらいたちますが、、、実はそのきっかけは福井での自動車事故でした。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1837110.html

車同士が衝突し、センターラインをはみ出した側の助手席の男性が死亡した事故について、直進してきた対向車側にも責任があるとして、遺族が対向車側を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決言い渡しが13日、福井地裁であった。

原島麻由裁判官は「対向車側に過失がないともあるとも認められない」とした上で、 無過失が証明されなければ賠償責任があると定める自動車損害賠償保障法(自賠法)に基づき「賠償する義務を負う」と認定。対向車側に4000万円余りの損害賠償を命じた。”

無過失を自分で証明しないといけない・・・
それって「悪魔の証明では?」ということで、当時ちょっとした騒ぎになりました。

自分に落ち度が無いことを証明するには?ということでドラレコの必要性が叫ばれるようになったのです。

ドラレコ装着は現在では当たり前になりつつある

しかしその後、ドラレコを装着することは当たり前になりつつあります。
昨年11月の国交省の調査で装着率約45.9%だそうです。
https://jafmate.jp/blog/car/200227-70.html


事故の当事者になった時だけでなく、煽り運転を受けた時には証拠画像を提出することが出来る訳ですし、「ドラレコで録画中」というステッカーを貼っておけば煽り運転を受けずにすむかもしれません。

先に書きました通り、ルームミラー型のドラレコ(スマートミラーとも言うそうです)であれば後方視界もよく見えます。

そして、ドラレコが普及しているのは日本だけではありません。
因みに私の買ったドラレコは中国製です。(中国の深圳にこういうIT機器を製造する会社がものすごく多いようです。)

「常識」は時代によって変わる

先に書きました福井地裁での判決が2015年4月。
当時は「無過失を自分で証明しろというのか?」という感じでしたが、その後5年でドラレコ装着は当たり前になりました。

このような、常識が変わったという事例は他にもあります。

昭和の時代には「土地は必ず値上がりする」

その根拠となっていたのが「人口は増え続けるのに国土の広さはそのまま」という考え方。

そして、土地だけでなく物価も上がり続けると信じていました。

逆に今は物価が上がらない、そして金利も上がらない、、、という「常識」を信じる人が少なくないですが、、

繰り返します。常識は時が経てば変わります。

物価が上がる時に備えて、貯金以外の方法で資産形成をする、

金利が上がる時に備えて、変動金利の住宅ローンを今のうちに固定金利に見直しておく、等の対策が必要なのではないでしょうか?

Follow me!

投稿者プロフィール

福井のファイナンシャル・プランナー 小林 恵福井のファイナンシャル・プランナー
地方移住支援ファイナンシャル・プランナー、小林 恵(こばやし けい)です!
2012年に東京から福井にUターンしました!地方移住に伴うお金の不安、空き家活用など、お手伝いさせていただきます!
大野市で空き家を活用した民泊の宿「ねこばやし」を運営しています!

前の記事

失敗した買い物の話。

次の記事

プチ断酒の方法の話。