, overlays: {bottom: true}

血液のがんの話。

昨日は福井県立病院の市民公開講座に行ってきました!

今回のお題は「血液のがん」

がんの治療方法には

①手術

②放射線

③化学療法

の3つがあり、例えば肺がんのような臓器のがんの場合ですと、①+③とか②+③とか組み合わせた治療を行う場合が多いということですが、、、

血液というのは身体中を巡ってますので、基本的に③のみで治療を行うことが多いようです。

化学療法というのは・・・いわゆる「抗がん剤」を使った治療なのですが、

抗がん剤には二種類あります。

■細胞障害性抗がん剤(殺細胞剤とも言われるそうです)

■分子標的薬

前者は・・・平たくいうと正常な細胞もろともがん細胞を破壊する薬です。

薬というのは、、、「毒にも薬にもなる」という言葉の通り、有効な部分と体の毒になる部分(と効果の無い部分)があるとのことなのですが、、、それらをグラフで説明していただいたのですが、、、「有効な部分」というのは2割くらい、毒になる部分のほうがはるかに多かったです・・・

それに対して後者は、、狙った部分=がん細胞にだけ作用するというもので、前者に対して副作用も少ないようです。

血液のがんの一種で「多発性骨髄腫」という病気があるのですが、、、「レブラミド」という分子標的薬が使われるようになり、生存率が飛躍的に向上したそうです。

そう聞くと後者の薬だけ使えばいいのに、、、と思うのですが、それでも前者の薬を使った治療法を使わざるを得ないがんもあるそうです。

例として出てきたのが急性白血病・・・競泳の池江璃花子選手が現在闘病中の病気ですね。

白血球というのは、血液の成分の一つで、体内に入った異物を処理する役割があります。

これががん化するのが白血病です。放っておくとどこまでも増え続けます。

それを止めるために抗がん剤の投与を行うのですが、、、治療を行ううとしばらくは身体の中から白血病が消えるので、ちょっとしたばい菌が侵入しただけでも深刻な状態になります。

そのため白血病の患者さんは、無菌室の中で生活することになります。

池江さんも、2月に発症してから昨年末に退院するまで長い間治療をされていたみたいです。

しかし、治らない病気ではないとのことで、発症後80か月の時点での生存率は40%とのことです。

今回の話をされたお医者さんの一人は「血液・腫瘍内科」だそうです。

そういう診療科があるというのは初めて知りました。

「血液腫瘍内科」ではなく、「血液内科 + 腫瘍内科」だそうです。

がん治療は病院内のさまざまなスタッフが連携して治療に取り組んでおられるみたいですが、、、お医者さん自体も広い視野をもってさまざまな領域に精通されている時代なのですね。

 

タイトルとURLをコピーしました